熱中症を防ぐ3つの習慣 ~在宅療養でも安心な対策法~
こんにちは!しろかも訪問看護リハビリステーションです。
今年は記録的な猛暑となっていますね。
8月は特に気温や湿度が高く、在宅で療養中の方にとっても熱中症のリスクが高まる季節です。
特に高齢者や持病のある方は、体温調節機能が低下していることもあり、注意が必要です。
今回は、【在宅療養でも安心して過ごすための「熱中症予防・3つの習慣」】をご紹介します。
① こまめな水分補給を習慣に
「喉が渇いてから」では遅いのが熱中症。特に高齢者は喉の渇きを感じにくいため、1日6〜8回ほどの定期的な水分補給が大切です。
水、お茶、経口補水液(OS-1など)を活用
一度にたくさん飲むより、少量ずつこまめに
食事からも水分を摂れるよう、スープやゼリーを取り入れても◎
② 室温・湿度をこまめにチェック
室内でも熱中症は起こります。「涼しい」と感じていても、気温と湿度は目で確認しましょう。
室温:28℃以下、湿度:50〜60%が目安
扇風機やエアコンを適切に活用(我慢しないこと!)
温湿度計を見えるところに設置し、ご家族も一緒に管理を
③ 着る物・寝具で熱をこもらせない工夫を
衣類や寝具の素材や着方も、体温のコントロールに影響します。
吸汗・速乾性のある綿や麻素材のゆったりした服
寝具は通気性のよいものを使用し、保冷剤や冷感シートを活用
直射日光が入る部屋では遮光カーテンやすだれも効果的
おわりに
熱中症は予防が何より大切です。日々のちょっとした習慣が、体を守ってくれます。訪問看護の際にも、私たちスタッフが体調確認や室温のチェックなどを行っていますので、気になることがあればお気軽にご相談くださいね。