食欲の秋到来!秋の味覚で美味しく栄養チャージ、元気な毎日を

朝晩の空気がひんやりと澄みわたり、過ごしやすい季節となりましたね。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。

秋といえば、「食欲の秋」。 スーパーマーケットには、さつまいもやきのこ、秋鮭といった美味しい食材が並び、ついつい目移りしてしまいますね。

「食べること」は、日々の大きな楽しみであると同時に、私たちの体を作る大切な営みです。 今回は、旬の食材が持つ素晴らしい栄養と、ご高齢の方でも安心して美味しく食べられる調理の工夫についてご紹介します。

 

旬を味わう!秋の食材が持つチカラ

 

秋に旬を迎える食材は、夏に受けたダメージを回復させ、冬の寒さに備えるための栄養がたっぷり詰まっています。

🍠 さつまいも ほくほくとした甘さが魅力のさつまいも。豊富な食物繊維は、お腹の調子を整えるのに役立ちます。また、風邪予防に嬉しいビタミンCも豊富。さつまいものビタミンCは、でんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特長です。

🍄 きのこ類(しめじ、舞茸、しいたけ等) 旨味成分がたっぷりで、どんな料理にも合うきのこ類。カロリーが低いだけでなく、骨の健康に欠かせないビタミンDが豊富です。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨粗しょう症の予防にも繋がります。

🐟 秋鮭(あきざけ) きれいなオレンジ色が食欲をそそる秋鮭。筋肉や血液を作るもととなる良質なたんぱく質はもちろん、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンという成分が含まれています。

 

どなたでも美味しく!「食べやすさ」のひと工夫

 

「美味しいものを食べたいけれど、硬いものが食べにくくて…」 そんなお悩みはありませんか?少しの工夫で、ぐっと食べやすくなります。

  • 「煮る」「蒸す」で、ふっくら柔らかく 食材をじっくり加熱することで、繊維が壊れて柔らかくなります。ポタージュスープにしたり、柔らかく煮てからスプーンで粗く潰したりするのもおすすめです。
  • 「あんかけ」で、つるんと喉ごしよく 食材を細かく刻んで、だし汁で煮てから片栗粉でとろみをつけた「あんかけ」は、食材がまとまり、飲み込みやすくなる工夫の一つです。口の中でばらばらになりにくいので、むせ込みの予防にもなります。

 

簡単レシピ:『鮭ときのこの和風あんかけ豆腐』

 

旬の食材を使った、体も心も温まる一品です。

【材料(2人分)】

  • 生鮭     :1切れ
  • しめじ    :1/2パック
  • 絹ごし豆腐  :1丁(300g)
  • だし汁    :200ml
  • 醤油     :大さじ1.5
  • みりん    :大さじ1
  • 水溶き片栗粉 :片栗粉小さじ1+水小さじ2

【作り方】

  1. 鮭は焼いて皮と骨を取り、身を粗くほぐします。しめじは石づきを取ってほぐします。豆腐は食べやすい大きさに切り、耐熱皿に乗せてラップをし、電子レンジで2分ほど温めます。
  2. 小鍋にだし汁、醤油、みりん、しめじを入れて火にかけ、しめじに火が通るまで煮ます。
  3. ほぐした鮭を加え、一度火を止めてから、水溶き片栗粉を回し入れ、よく混ぜます。
  4. 再度弱火にかけ、とろみがついたら火を止めます。
  5. 温めたお豆腐の上にあんをかけたら、出来上がりです。

 

さいごに

 

美味しいものを食べると、自然と笑顔がこぼれますよね。 毎日の食事を楽しみながら、元気にこの秋を乗り切っていきましょう。

私たち訪問看護・リハビリのスタッフは、皆様の健康をいつでもサポートしています。 「最近、食事の時にむせやすくなった」「栄養バランスが気になる」など、食事に関するお悩みやご不安がありましたら、どうぞお気軽に私たちにご相談ください。

美味しい秋の味覚を楽しみ、健やかな毎日をお過ごしくださいね。

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