【節分】お豆やお餅に要注意!行事を安全に楽しむための誤嚥(ごえん)対策
こんにちは!しろかも訪問看護リハビリステーションです。
2月3日は節分ですね。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、一年の無病息災を願う大切な行事です。
しかし、節分に欠かせない「福豆」は、実は高齢の方にとって非常に誤嚥(ごえん)や窒息のリスクが高い食べ物であることをご存知でしょうか?今回は、安全に、そして楽しく節分を過ごすためのポイントをお伝えします。
なぜ「節分の豆」は危ないの?
硬くて乾燥している大豆などの豆類には、以下のような危険が隠れています。
- 噛み砕くのが難しい: 噛む力が弱くなっていると、粒のまま飲み込んでしまい、気道を塞いでしまうことがあります。
- 誤嚥(ごえん)しやすい: 小さくて軽い豆の破片が、ふとした拍子に気管に入りやすく、肺炎(誤嚥性肺炎)の原因になることもあります。
- 水分を吸って膨らむ: 喉に詰まった際、水分を吸って膨らむ性質があるため、さらに取り除きにくくなる恐れがあります。
安全に節分を楽しむための「3つの工夫」
行事の雰囲気を壊さず、安全に楽しむためのアイデアをご紹介します。
1. 「豆」を代わりのものに変える
硬い大豆の代わりに、以下のような柔らかいもので代用してみてはいかがでしょうか?
- たまごボーロや甘納豆: 柔らかく、口の中で溶けやすいので安心です。
- 小袋に入ったままの豆: 豆をまく際は、小袋に入ったまま投げればお掃除も楽で、誤って口に入れてしまうのも防げます。
2. 食べる時は「正しい姿勢」と「見守り」
もし豆を召し上がる場合は、必ず椅子に深く腰掛け、顎を少し引いた姿勢で食べましょう。また、一人で食べるのではなく、必ずご家族や周囲の方がそばで見守るようにしてください。
3. 細かく砕いて調理する
そのまま食べるのが不安な場合は、すり鉢などで細かく砕き、お粥や汁物に混ぜて「風味」として楽しむのも一つの手です。無理に粒のまま食べる必要はありません。
まとめ
季節の行事は心の元気にもつながります。無理のない範囲で、安全に工夫しながら楽しんでいただきたいと私たちは考えています。
しろかも訪問看護リハビリステーションでは、言語聴覚士(ST)による嚥下(飲み込み)の評価や、看護師によるお食事のアドバイスも行っています。食事のことで不安がある方は、いつでもお気軽にご相談くださいね。
皆様のお家に、たくさんの「福」が訪れますように!
しろかも訪問看護リハビリステーション


