動き出しをスムーズに。冬の間に強まった「こわばり」をほぐす3つのコツ

最近、朝起きた時や椅子から立ち上がる瞬間、「体が重いな」「関節が硬いな」と感じることはありませんか?

厳しい寒さが続いた冬の間、私たちの体は無意識に力が入っています。寒さから身を守ろうと筋肉が緊張し、血管が収縮することで、関節周りの柔軟性が低下してしまうのです。いわば、体全体が「冬眠モード」で固まっている状態と言えます。

今回は、訪問看護・リハビリの現場でもお伝えしている、無理なくスムーズな動きを取り戻すための「3つのコツ」をご紹介します。


1. 動かす前の「加温」で組織を緩める

硬くなったゴムを急に伸ばすと切れてしまうように、冷えて固まった筋肉をいきなり動かすのは禁物です。まずは「温める」ことから始めましょう。

  • 朝の蒸しタオル: こわばりを感じる膝や肩に、レンジで温めた蒸しタオルを当てるだけで血流が改善します。
  • 入浴後のストレッチ: 関節を包む「関節包」や筋肉が最も緩むのは、お風呂上がりです。このタイミングを逃さないのがポイントです。

2. 「大きな関節」から動かして全身のスイッチON

指先などの末端ではなく、まずは「股関節」や「肩甲骨」といった大きな関節から動かしましょう。大きな筋肉が動くことで全身のポンプ機能が働き、短時間で体がポカポカしてきます。

【座ったままできるヒント】
椅子に座った状態で、ゆっくりと膝を交互に高く上げる「足踏み」を10回行うだけでも、股関節周りのこわばりが解消され、歩き出しがスムーズになります。

3. 「10秒の伸び」とこまめな水分補給

冬は喉の渇きを感じにくく、水分不足になりがちです。体内の水分が減ると、関節の滑りを良くする潤滑油(滑液)の働きも鈍くなってしまいます。

コップ一杯の水を飲んだ後に、「うーん!」と10秒間、大きく背伸びをしてみてください。これだけで、筋肉を覆う「筋膜」のよじれがリセットされ、次の動作へのハードルがぐんと下がります。


まとめ:無理なセルフケアより、プロのアドバイスを

冬の間に固まった関節をほぐすには、「焦らず、温めながら、少しずつ」が鉄則です。

もし、「動かすと痛みが走る」「左右で動きが全然違う」といった不安がある場合は、我慢せずに私たちプロにご相談ください。

訪問リハビリでは、お一人おひとりの生活環境や身体の状態に合わせた、痛くない「オーダーメイドの動かし方」をご提案しています。健やかな新年度に向けて、今から少しずつ準備を始めていきましょう!

在宅でのリハビリや体調管理についてのお悩みは、お気軽に当ステーションまでお寄せください。

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